片付け収納のコツ「追加の収納は要らない」【散らかる原因を解決】
片付け収納のコツが知りたい方へ
せっかく片付けたのに、また散らかるのはイヤですよね。
モノを捨て、大切なモノだけ残すことはできたけど
どうやって収納していけばいいか分からない。
そんな疑問に答えます。
今回は片付け収納のコツを散らかる原因を考えつつ、解説していきます。
記事を執筆している私は、この方法を実践したことで週に1回5分~10分程度の
簡単な収納作業で、元の綺麗な状態の部屋に戻すことができるようになりました。
それでは、具体的にみていきます。
無駄な収納がないかをチェックする
まずは、改めて無駄な収納がないかを確認してみてください。
もしも収納が目的になっている収納器具があれば、捨てることを勧めます。
大前提として、備え付けの収納スペースのみをフル活用することで
快適な空間をつくることは、十分に可能だからです。
※それでも収納が必要な方は、片付けの最初で最も重要な「捨てる」が
完了していない可能性が高いです。
こちらの記事を参考に片付けを終わらせてから、収納に移りましょう。
例えば、見直す収納は以下のとおり。
・備え付け以外の棚類
・何も収納していないファイル類
・収納BOX
無駄な収納が残っていると、心理的に空白を埋めたくなり
無駄な買い物をしてしまう可能性も。
それでは、せっかくの片付けも台無しに。
まずは、現状の収納を見直すところから始めていきましょう。
収納の基本ステップを覚える
基本ステップは以下のとおり。
・全て出す
・分類する
・位置を決める
全てこの手順で整理をしていきます。それぞれの詳細は次のとおり。
・全て出す
→モノの全体量を把握して、どれくらい収納スペースが
必要かを確認するためにおこないます。
・分類する
→「必要」なモノのみになっていると仮定しますが、
使用頻度や素材感ををもとに分類することを勧めます。
※素材感は例えば、布類は布類で収納位置をまとめるということ。
・位置を決める
→まずはどこにどれだけのスペースの収納があるかを把握します。
そのうえで、モノ別に定位置を決めていきましょう。
先にあげた、使用頻度や素材感をもとに収納の定位置を参考に進めていきます。
散らかる原因を知っておく
片付けのコツや方法を知っておくのは、もちろん大切ですが、
逆に散らかってしまう原因も事前に把握しておくのも同じくらい大切です。
なぜなら「散らかりの正体」を知っておくことで自分の普段の行動を
見直すきっかけになるからです。
それにより散らかりにくい体質に変化していきます。
部屋がすぐに散らかってしまう原因は、主に以下のとおり。
・モノの量が多い(無駄なストックや収納用具など)
・既存の持ち物の収納の定位置が決まっていない
・新規で購入したモノの定位置を決めずに放置する
・定位置に収納する習慣がない、もしくは続かない
まとめると「モノの多さ」と「放置グセ」の大きく2つが原因です。
対処方法はいうまでもなく、以下のとおりです。
「モノの多さ」→捨てるを徹底する、無駄な買い物をしない
「放置グセ」→定位置を決める、元に戻す習慣づけをする
それでも散らかってしまうときの対処方法
とはいっても、なかなか収納する習慣がつかないで悩んでいる人も
いるのではないでしょうか?
そこでお勧めなのが、「保留BOX」や「保留の定位置」を決めて
迷ったり、定位置がわからなくなったら、そこに一旦しまうというルールをつくることです。
例えば、私の場合はそで机の上のスペースを保留用の場所として活用しています。
未処理の書類やしまうと不便なメガネ、読んでいる最中の書籍など、
置き場所に迷うモノはそちらに置いてよいことにしています。
すべてのモノの定位置を決めて、毎回のように戻すと逆に不便になることがあります。
このように保留用の場所を自分なりに持つことで、柔軟に対処することができます。
※もちろん、この保留スペースを増やすと散らかりの原因になるので注意してください。
このように、ひとくちに収納といってもコツがあります。
まとめると以下の通り。
・無駄な収納がないかをチェックする
《収納は可能な限り捨てる》
・収納の基本ステップを覚える
《全て出す→分類する→位置を決める》
・散らかる原因を知っておく
《モノの多さ、放置グセ》
ぜひ参考にいただき、快適なお部屋づくりをしてみてください。